2015/03/07

香港版わら人形~打小人

先日、3/6は啓蟄(けいちつ)でした。
啓蟄とは冬篭りしていた虫たちが土から出てくる春の季語なのですが、香港で「啓蟄」と言えば、とても大切な日でもあります・・・・。

【打小人(ダーシウヤン)】をご存知でしょうか?
銅鑼灣から湾仔に向う堅拿道の鵝頸橋の下に、数人のおばあさんが何かをペチッと叩いているのを観たことありますか?これは香港版のわら人形なんです!!!

「小人」とは不幸をもたらす人の意味で、それを「打つ」って追っ払う香港の文化のひとつ。日本のわら人形だと「嫌いな人を呪う」という怖いイメージですが、香港の【打小人】は嫌いな人を遠ざける、不幸なことが寄り付かないようにする・・・どちらかと言うと、「厄払い」のような儀式です。
もちろん中には「夫の愛人を追っ払って欲しい!」「自分の出世を妨げてる同僚を追っ払って欲しい!」と個人的に追い払いたい人がいても、「呪う」のではなく「追い払う」というところが、何かちょっと気軽に出来るような気がしたり・・・(笑)。

「啓蟄」に人が多いのは、暖かくなって虫たちも白虎も目覚めて不吉なものを追っ払ってくれるから効果的なんだそうです。
啓蟄には【祭白虎】として、不吉なものを払ってくれる白虎にお供え物をするそうです。

 手順としては・・・
①人の形をした御札「打小紙」を貰って、追い払いたい人の名前を書きます。
②その紙をオバサン「拝神婆」に渡すと、スリッパでパンパンとその紙がボロボロになるまで叩きます。
③叩き終わったら燃やしておしまい。

これだけ。こんな簡単な儀式なら、ちょっと罪悪感がないかな?
 【打小人】は啓蟄以外でも年中やっています。
ちょっと悩み事がある人、憂さ晴らしに試してみるのもいいかもしれませんね。
嫌いな人の名前を書いて、その紙がスリッパでペチペチ叩かれているのを見てるとスカッとするんじゃないかな~と思いながら、いつも見ています。
私には追い払いたい人がいないので経験はないのですが・・・。
1回40HKDくらいなので、いつまでも悩まず気分転換してみましょう!



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