2015/07/01

香港中国返還18周年を迎えて~今年も花火はないよー

今日は7月1日、香港が中国に返還されて18年が経ちました。
普段は政治的なことは書きませんが、ちょっとだけ私の気持ちを書こうと思います。

1997年7月1日、テレビで返還式を日本から見ていました。
土砂降りの中、国旗が青い「イギリス領香港」から、バウヒニアの入った赤い「香港特別行政区」に変えられたのがとても印象的でした。
この時点で将来的に香港に住むことになりそうだということが決まっていた私は、この香港中国返還がどのようなものなのか、何が変わるのか、まったくわかりませんでした。
理解したのは「香港は領土がイギリスから中国に返還されたこと」「50年間は一国二制度なのでイギリス領土時代の法律や通貨のまま」ということでした。
正直なところ、仕事の都合で少しだけ香港に住む日本人にとっては、何の影響もなかったと思います。
1999年から香港に住み始めましたが、私にとって「七一香港回帰(香港返還記念日)」は祝日で花火が上がる日程度にしか思っていませんでした。

香港活動をしていく中で、気づいたことがありました。
例えば・・・これは香港人の方たちもよくコメントをくださるのですが、日本の番組で香港を取り上げるときに「中国・香港」と表記されることがあります。「中国という国の香港という都市」というつもりで書いているのです。私たち日本人は「香港は中国に返還された」と思っています。それは間違いではありません。
しかしながら、現在はまだ「一国二制度」の最中なので、香港は「中国という国の香港という都市」ではなく、「香港」なのです。

通貨が中国元でなく香港ドルのままなのも、車が日本と同じ左側通行なのも、まだ「香港」だからなのです。
その「一国二制度」を知らない理解していない人が多いですよね。恥ずかしながら私もごく最近になってそれを理解することができました。

じゃ、「一国二制度」が終わる2046年には通貨は元になって、車は中国本土と同じ右側通行に変わるのでしょうか・・・。いろんな思いが錯綜しています。
香港人の方々はもっともっといろいろ考えてらっしゃるでしょうね。

毎年返還記念日には大きなデモが行われます。
『七一大遊行』は今年も行われると思います。ただ、昨年までは「デモが開催されるよ!」と事前にあちこちで告知されていましたが、今年はなんだか静かな気がします。

え?返還記念日の花火はやらないの?
実は7月1日に香港に行く日本人が花火を期待していることも事実です。
最近もとある掲示板で「今年は返還記念日の花火は上がりますか?」と質問されているのを見ました。
以前は毎年行われていましたが、返還15周年以降は5年後との節目に開催されることになりました。
よって、今年も返還記念日の花火は開催されません。
次回は返還20周年の2017年に開催される予定です。

もう花火とかどうでもいいですー。
香港人が楽しく明るい未来を過ごせるよう、応援するのみです!




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