2016/01/21

広東語を学ぶ前に注意~たくさんあるピンインはどう選ぶ?

広東語歴6年目を迎えますが、一向に"初心者"から抜け出せない私です。
初心者ですらないかもしれません・・・付き合ってくださる先生には本当に感謝です。

「広東語を始めたい!」という方もいらっしゃると思いますが、お勧めします!
広東語が一言でも出来ると、香港人の皆さんは喜んでくれるし、こちらも楽しくなるし。
カタコトでも十分にコミュニケーションできます。
そしてもっと香港が好きになるというスパイラルに陥ります・・・覚悟してくださいね(笑)。

広東語を学ぼうとされている方に、ひとつだけ注意したいことがあります。
(すみません、私も広東語に長けているわけではないので、間違っている内容があればご指摘ください!)

広東語を始め、中国語には"ピンイン"というものがあります。ローマ字で振られた読み方です。そしてその横には数字やレ点などで音の高低を記しています。
中国語を学んだことのある方は分かると思いますが、普通語には1種類のピンインしかないのでそれを覚えればいいのですが、広東語はそのピンインが1つに統一されていないので数種類の中から覚えるのがとても大変です。
主に有名なのはライ式、イェール式、千島式でしょうか。


例えば・・・
「これは何ですか?」という意味の広東語。

◆呢個 係 咩嘢 呀?(ニーゴ ハイ メーイエー ア?)

これを各ピンインで表記するとこうなります。

・ライ式・・・・・・・ni1 go hai3 me1 ye a2?
・イェール式・・・ni go haih me yeh a?
・千島式・・・・・・ni1 go3 hai6 me1ye5 a4?

こんなにもピンインに誤差があります。
ライ式と千島式はローマ字は同じですが、音の高低を表す声調記号が異なっています。
でも表記は異なりますが、発音するとどれも同じなのですよねぇ・・・。

教えてくれる先生の好みでピンインを使用されることもあるし、テキストによっても表記は異なります。
どれが覚えやすいんでしょうか・・・。
 私の場合は『日本人のための広東語』というテキストが最初の広東語教科書です。
(このテキストはあまり市販していません。香港、日本の広東語教室で購入できることが大半みたいです)
このテキストはライ式で、著書はこのライ式を日本に広めた頼玉華さん。ライ式は日本人向けの発音表記のようで、覚えやすいかもしれません。
私は以前普通語を勉強していたので普通語のピンインは読めます。それに似ているので余計分かりやすかったかもしれません。

しかしながら、それを千島式に変えました。
というのもこの『日本人のための広東語』というテキストは内容がちょっと古かったり(最近改訂されたようですが)、今の香港の言葉を学ぶにはちょっと適していないという私の先生の判断です。
また、数少ない広東語辞書が東方広東語辞典という神保町・東方書店が出版している辞書で、これが千島式であること。
分からない言葉を引くときに、ライ式で覚えたピンインを千島式に置き換えて辞書を引く・・・という作業をしなければならないのです。それがメチャクチャ面倒です。
最初から千島式にしておけば楽だったかな?
ココまで来て改めて、広東語は耳で覚える言葉なんだと改めて実感しています。
日本人はどうしても「書いて覚える」ので、ピンインを必死に覚える傾向にありますが、それより耳で音を覚えるほうがよっぽど早く広東語をマスターできるなぁと思っています。
まぁそれがなかなか実現しないのですが・・・(笑)。

広東語の辞書はあまり発刊されていないので、最初から学ぶならば『東方広東語辞典』を使って千島式で覚えるのが一番楽なのではないかと思います。
切り替え作業が不要です(^^)
あくまで個人的な感想ですので、ご参考程度にしてください。

そしてどのテキストがいい・・・ではなく、テキストについているCDなどを使って「耳」で「音」を覚えることをオススメします。どのピンインを使っていても発音が同じことには変わりありませんものね。

ひとつ、面白いサイトをご紹介します。広東語を入れると発音してくれるサイト!

『Text-to-Speech』というサイトです。
URL:http://www.oddcast.com/demos/tts/tts_example.php?clients

Enter Text → 広東語を打ったりコピペする
Language → Chineseを選択
Voice → Sin-Ji(Cantonese)を選択

これで「Say It」を押せば、この女性が広東語で発音してくれます。
この女性、動きますから(笑)。
これは結構便利です。すぐに耳で覚えられます。
時々、発音がたどたどしいときもありますが・・・。是非ご活用ください。

私は本当に発音が苦手で、簡単な単語でも未だに発音ミス連発なのですが、香港に住んでいたときに、まだライ式だとか千島式とか知らない時代に、香港人の友達に教えてもらった必要な広東語会話の音だけは完全に覚えています。
香港で使っても「あ"ー???」と聞き返されることはありません(笑)。
「これいくら?」とか「安くして」とか「試着していい?」とか本当に基本的な言葉ばかりですが、生活していく中で耳で覚えた単語は忘れにくいですね。

今年広東語を学ぼうとしている香港仲間さんがいるので、彼女に捧げます(^^)
私もまだまだなので、一緒に頑張ろうね!



↓ポチっと押してもらえると励みになります♪
please press the button, If you enjoyed my blog.
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村