2016/05/10

酒店は酒屋じゃないの?~知ってると便利な街の広東語あれこれ

香港を歩いていて看板の意味が分かるものもあれば、意味がわからないものもあると思います。
同じ漢字の国なので、有る程度は理解できますが、広東語独特の漢字も多いので、初めて香港に行って「これはどういう意味だろう」と思うこともあると思います。
香港迷さんはご存知のことも多いと思いますが、今日はちょっと初心に返って、香港で気に留めた看板ネタにスポットを当てたいと思います。

■ホテル
中国本土や台湾でも「ホテル」は「○○酒店」や「△△飯店」という言い方をします。
初めて見た方は「酒屋なのか?」とか「レストラン?」と思う方も多いですよね。
基本的に香港ではホテルのことを『酒店』という呼び方をします。
ゲストハウスなど安い宿泊施設を『賓館』と呼ぶこともあります。
ホテルを「△△飯店」と呼ぶのは中国本土と台湾だけで、香港ではほとんど使いません。
そもそもホテルを『酒店』と言い始めたのは香港なのだとか?

■レストラン
香港のレストランの呼び方に『酒店』はほとんどありません。
新しいお店にはあまりついていませんが、『大飯店』『飯店』という言い方は昔ながらのレストランや伝統的なレストランに多いです。
ミシュラン星がつくようなお店から、ローカルまでありますね。
大衆的なレストランは『餐廳』と呼ばれます。


■ローカルレストラン、喫茶店
香港のガイドブックに必ず紹介されるようになった『茶餐廳』は香港のローカル定食屋さん。
以前は観光客が行くにはハードルが高いお店でしたが、最近は綺麗なお店や英語、日本語メニューがあるお店も増え、ビギナーさんでも気軽に香港のローカル文化を楽しめるようになりました。
屋台のことを『大排檔』と言いますが、屋台から初めて店舗を構えた今でも『○○大排檔』と表記するお店もありますね。
また、『冰室』も忘れてはなりません。香港のレトロカフェブームはまだまだ続いています。
香港の飲食店で『記』と付くお店はとても多いですよね。
先日ご紹介したお粥の『生記』、中環の麺のお店の『黄枝記』、銅鑼灣の『何洪記』、雲呑麺が有名な佐敦の『麥文記』などなど。
この『記』と言うのは、日本語で言う「○○屋」という屋号なんだそうです。


■スーパーマーケット、コンビニエンスストア
スーパーマーケットは『恵康(wellcome)』『百佳(Parkn')』『吉之島(Aeon)』など店名で表記することが殆どですが、「スーパーマーケット」という意味の広東語は『超級市場』と書きます。
またコンビニも同様ですが「コンビニエンスストア」は広東語で『便利店』です。
見慣れてると何とも思わないけど、初香港の友達を連れて行くと「まんまじゃん!」と大感動してくれるので、新鮮です(^^)
私もコンビニ=便利店と初めて知ったときは、すごく感動したもんなぁ・・・。

■通りの名前
香港では全ての道に名前が付いています。これは便利ですよねー。
日本は名も無き道も多くて、場所を説明するのに苦労することもありますが・・・。
道を表す広東語として裏路地などの細い道から中くらいの道は「街」「路」というStreetの意味の表記を一番良く見かけます。
大きな道は「道(Road)」、 ハイウェイは「公路(Highway)」、回廊は「走廊(Corridor)」
あれ?ここは「Street」なのに表記が「街」じゃない?と思ったら、表記が逆になっているだけでした。上環の『歌賦街』近くにある『城皇街』です。『街皇城』ではない・・・紛らわしいけど珍しい!

■質屋
香港で「押」という看板を見かけたら、それは質屋。そしてどこの質屋を見ても、看板の形が一緒です。下の2枚の写真は違う質屋ですが上に店名が2文字で、下に「押」と書いてあって、形が全く一緒でしょ?
上の2文字の部分はコウモリをかたどっているんだそうです。香港や中国ではコウモリは縁起物なんです。なぜかと言うとコウモリの漢字である『蝙「福」の字と似てるから!
そして下の「押」が書いてある丸はお金(小銭)を表しています。
ちゃんとした意味があって、この形になっているんですね~。
質屋の入り口は中が見えないようになっていて、正面に格子があり、左右から出入りするようになっているところが多いです。
こちらのお店は内部が見えないようになっていたので、私も見えないように撮影しました~。

■大型ビル、ショッピングモール
「大厦」は「ビルディング」の意味で主にオフィスビルなどを表します。写真のように街市の入った政府の建物も「大厦」といいます。また「中心(Centre)」と表記するオフィスビルも多いですね。
また、低層階は商業施設があって、高層階はオフィスなどが入っているビルは「商場」と表記します。
『タイムズスクウェア』や郊外にあるショッピングモールなどは「廣場(Plaza)」と表記されることが多いです。

■生活雑貨屋、ストア
観光客向けではなく、昔からあるような生活雑貨屋さん(ちょっとした生活用品や食料品を売る店)のことを「士多」と言います。
何が間際らしいってね、広東語で「多士」という言葉があるんです。トーストの意味。茶餐廳などで見かけるメニュー名です。
「多士」はトースト、「士多」 はストア。間違えないように~!

■カラオケ
香港でもカラオケは老若男女問わず人気の娯楽ですが、この看板を見て「カラオケ」がどこに書いてあるか、うちの夫は想像も付きませんでした。
広東語でカラオケは「卡啦OK」。完全に当て字の漢字&アルファベットのミックス!日本語ではありえない使い方ですね~。
そしてその後ろの「夜總会」とはナイトクラブの意味。
この看板は「カラオケナイトクラブ」です。普通にカラオケに行きたければ「夜總会」が付いていないお店に行くほうが無難かな。
他にも気になっているものがあれば、どしどしご質問ください!
知ってるものは・・・回答する、知らないものは・・・調べますww




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