2017/02/02

霊幻道士がダークホラーとして復活!~映画『キョンシー(2013年)』

80年代に大ブームとなった香港映画【霊幻道士】
チャイニーズゾンビとも言うべきか、死んだ人が成仏できずに蘇るキョンシー。
アクションありコメディありで日本の子供にも大人気の映画でした。子供の頃に観た人も多いですよね。
ちなみに、テンテンちゃんが出演していたのは【幽幻道士】で台湾の映画です。【霊幻道士】を元に作られた作品で、日本ではドラマにもなりましたね。

あれから30年近いときを経て、2013年に公開されたのが『キョンシー(殭屍/Rigor Mortis)』です。
コメディ要素はまったくなし!完全なるホラー映画です。
映画「呪怨」の監督としても有名な清水崇監督がプロデュースしたんだとか。

正直なところ、ホラー映画は苦手なので鑑賞を躊躇していましたが、過去の【霊幻道士】作品に出演していた俳優陣が出演していると聞いていたので、やっと重い腰を上げて鑑賞してみました。ドキドキ。

貧困街を出て人気俳優になるもすっかり落ちぶれ、妻も子もなくし、廃墟寸前の高層マンションに引っ越してきた錢小豪(チン・シウホウ)。演じるのは錢小豪本人です!
【霊幻道士】シリーズでは一番若かったですよね。なんとなく面影が残ってますが、この撮影当時50歳。見えないわ!

廃墟マンションの住民、末期の肺がんを煩った道士ガウを演じるのは鍾發(ジョン・ファッ)。
【霊幻道士】シリーズではコミカルな役だった気がしますが(まぁそもそも【霊幻道士】がコメディ映画だしww)、今回の【キョンシー】では怪しい道士を演じています。
ニコリともしないワルっぽさがかっこいい!

道士兼廃墟マンション内の茶餐廳のシェフ・ヤウを演じているのが陳友(アンソニー・チェン)。
【霊幻道士】のときは脇役でしたが、今回はメインどころ。めがね、覚えてます!
映画出演はかなーりお久しぶりのようです。

廃墟マンションに妻のムイと暮らすトンを演じるのが呉耀漢(リチャード・ン)。
目が大きくて印象深いお顔なのでご存知の方も多い俳優さんだと思います。
【霊幻道士】では3に出演していたのかな?

舞台となる廃墟マンションの外観。こんなに大きなマンションですが、数人しか住んでいないんです。
錢小豪が入居したのは、いわくつきの2442号室。
他にもたくさん部屋が空いてるのに、わざわざなんでこの部屋に入居させるんでしょう(笑)。

住民に料理を振舞うヤウ道士。道士には米が欠かせない道具だったのに、近年は道士としての仕事がないから料理に使うしかないとか言ってました。
ちゃんと黒白エバミルクも並んでますね~。

ホラー映画として面白いのかどうか分かりませんが、【霊幻道士】を観たことのある人は登場人物で楽しめるかもしれません。
ホラーというより、ちょっと切ないストーリーな気がします。最後は「え?そういうこと?」という感じ。
正直なところ、ホラーは嫌いだけど別に怖くなかったかも(笑)。

【霊幻道士】と言えば、やはりチェン道士と弟子のモンが欠かせないキャラクターですが・・・。
(sinaサイトより引用)
チェン道士演じる林正英(ラム・チェンイン)は1997年に44歳の若さで肝臓がんで逝去。
私の中で道士と言えば彼の顔しか浮かびません。眉毛が印象的だったよねー。
(wikipediaより引用)
モン演じる許冠英(リッキー・ホイ)は2011年に心臓発作にて65歳で亡くなりました。
マイケル、サミュエル、リッキーと「ホイ三兄弟」と言われ、映画[Mr. Boo」を始め80年代のコメディ映画には欠かせない存在でした。

映画のエンディングでは彼らへのメッセージもあります。
【霊幻道士】ファンの人は一度は観てもいいかも!



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