2018/04/06

20年の時を経て日本上陸~映画『メイド・イン・ホンコン/香港製造』

90年代は香港映画にハマり、「恋する惑星」を始めカンフーでもキョンシーでもない香港映画をたくさん観ました。
その中で唯一見逃していた映画【メイド・イン・ホンコン】
ずっと観るチャンスがなくて縁がないのかなぁ・・・と思っていたら、恵比寿勤務の友人が「香港好きのかおりん、これ知ってる?」と恵比寿ガーデンシネマにて4Kレストア・リマスター版が上映されることを知りました。
Mりん、ありがとー!!!!

【メイド・イン・ホンコン】は1997年に香港で公開された映画(日本公開は1999年)。
公開当時は主演のサム・リーを始め、ほとんどの出演者が新人。監督のフルーツ・チャンは監督2作目でした。
今回の作品は、香港返還20周年にフルーツ・チャン監督指揮のもと製作されました。
製作総指揮はアンディ・ラウです。
<あらすじ>  
1997年、中国返還を目前に控えた香港。母と二人で低所得者用アパートに住む少年チャウは、弟分のロンを引き連れ借金の取り立ての手伝いをしている。ある日、チャウは同じような境遇の少女ペンと出会い恋をする。が、彼女は重い腎臓病に冒されていた。やがて彼女の身を守るため、生まれて初めて銃を手にするが……。
(weekendhkサイトより引用)
ひとことで言えば純愛映画です。
正義感が強いのに不器用にしか生きられないチャウを演じるのがサム・リー。この映画が映画初出演。演技もしたことないなんて思えない存在感。
成績が悪くて進学できず、父は女を作って家出、貧しい暮らしの中でもどかしく生きる姿がすごくいい。
90年代のファッションも懐かしい・・・。男性もチビTとかピタっとした服、着てたよね。
サム・リーは現在も俳優として活躍中。日本映画「ピンポン」や「無問題2」などにも出演しています。

チャウが借金取立てに行った家の娘役のペン。演じたネイキー・イムはこの作品だけで女優活動は休止したそうです。
あの鼻に抜けるような甘ったるい声が可愛かった。お墓探しシーンでパンツ見せるところが好き。チンピラのチャウと腎臓移植を待つペンの純愛も見ものです。

低予算映画で新人ばかりの作品でしたが香港では大ヒットしたし、主演のサム・リーはこの映画で「香港電影金像奨」(香港のアカデミー賞)にて最優秀新人賞を受賞しました。
この撮影場所はどこかな?まだこの風景は残っているかな?と考えながら見たり、昨今の香港の若者と20年前の若者を重ねてみたり。
90年代に一度観ていたら、また感想が違ったんじゃないかな?と後悔したり。
香港迷さんには是非一度観ていただきたい一作です。

(蘋果日報より引用)
昨年、デジタルリマスター版が公開されるときに再び集まったトリオ。
左からフルーツ・チャン監督、ペン役のネイキー・イム、チャウ役のサム・リー。

私は恵比寿ガーデンプレイスにある「エビスガーデンシネマ」に行きましたが、関東では「ヒューマントラストシネマ有楽町」でも上映中。
「エビスガーデンシネマ」では公開終了日は未定だけど4/13までは確実に上映しているとのこと。現在は11:30~13:10のタイムスケジュールです。
また、東京だけでなく現在愛知県、週末から大阪、仙台では4/14-20、広島は5/5-11、長野県は6/30から、公開日は未定ですが兵庫県でも上映予定だそうです。
お近くにいらっしゃる方は是非!
劇場情報は公式サイトを確認してくださいね。

平日だったのもあるけど貸切状態ww。このあと数名人が入りましたが10名にも満たない感じでした。ゆっくり観れた~。

公式サイト:http://mihk.united-ent.com/

youtube予告はこちら


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