2018/09/10

新界地区で歴史散歩をしよう!~屏山文物徑@元朗

香港もちょっとずつ秋の気配でしょうか?この週末は結構涼しかったみたいですね。
涼しくなると行動範囲も広がるー!!!いろんなところにいきたいぞ!
香港に何度か訪れて「もう中心地はいいから郊外を楽しみたい!」という人には必ずオススメしているのが【屏山文物徑(ピンサン・ヘリテージ・トレイル)
新界地区の天水圍、屏山には600年近く前に大陸から移住して来た「鄧一族」が建てた歴史的建造物が点在しています。それを回るルートがこの【屏山文物徑】
以下の歴史的建造物から成り立っています。
  • 聚星樓
  • 上璋圍
  • 楊侯古廟
  • 古井
  • 社壇
  • 鄧氏宗祠○
  • 愈喬二公祠
  • 覲廷書室
  • 洪聖宮
  • 清暑軒
  • 屏山鄧族文物館
  • 述卿書室古門樓
暑い時期はちょっと大変ですが、これからの時期なら楽しく歴史散歩できるかもしれません。都会の喧騒から離れて、中心地では見ることがない歴史的建造物を見るのも香港を楽しむ秘訣のひとつです。
以前、○印の半分を周ったのでご紹介しますー!

【屏山文物徑】ルート内にはこんな地図があります。この通りにまわるといいと思います。


◆覲廷書室◆
こちらは『覲廷書室』という建物で、1870年に建てられたもの。
官吏の採用試験「科挙」に合格した優秀な覲延公を記念して建てられたもので、当時は「科挙」を目指す学習塾として建てられましたが、近隣の子供たちの学校としての利用もあったようです。


◆清暑軒◆
『覲廷書室』の敷地内隣にあるのが『清暑軒』。
1874年に完成したこの建物は宿泊施設として建てられました。
当時の浴場(写真左上)や台所(写真右上)などもそのまま残っています。

透かし窓など、細かい装飾がされていて、とても綺麗な建物です。


鄧氏宗祠・愈喬二公祠◆
二つ仲良く並んでいますが、左が『鄧氏宗祠』、右が『愈喬二公祠』


『愈喬二公祠』は学習の場として利用されていました。
16世紀初頭に建てられたとのことで、500年近い歴史のある建物です。




『鄧氏宗祠』1550年に建てられたそうで、当時も今も集会場として使用されているそうです。

どちらの建物も扉の裏に鮮やかな絵が描かれています。そして屋根の上にも日本の「鬼瓦」みたいな彫刻が。色鮮やかでいいですよね。
ちなみにこちらの建物は「三進兩院式」という建築様式らしく、これほどの規模のものは香港でも最大級のものだそうです。

●開放時間:9:00-13:00、14:00-17:00
●定休日:旧正月三が日 

◆屏山鄧族文物館◆
【屏山文物徑】のシメはこちらの『屏山鄧族文物館』へ。最後に行くのがオススメです。
なぜならば、ココまで急な坂道を登るので結構しんどいのです(笑)。
 「鄧一族」にまつわる歴史や一族に関するものが展示されています。鄧さんなんて、全く知らない方ですが、でも香港の歴史がわかって面白い!

テラスに出て外を眺めていたら、見慣れないものが!これは古墳?何?と一緒に行った香港人の友達に聞いたら、「鄧一族」のお墓だそうです。ココは一族以外の人は入れないんですって。
古墳のようなお墓ですね。

トレイル後半の部分だけ、全体の半分くらいを楽しみましたが、次は全行程制覇したい!
他にも興味深い建造物がたくさんあります。
【屏山文物徑】はMTR天水圍で下車すると行きやすいです。帰りはLRT屏山駅からMTR元朗駅に出るルートが良いと思います。


◆聚星樓
MTR天水圍駅近くにあるのが「聚星樓」。香港に現存する唯一の塔で、鄧一族の合格祈願した風水塔です。
ここ、行きたかったんだー。ちょっと徒歩で距離があったので断念しちゃったけど次回は行くぞ!
●開放時間:9:00-13:00、14:00-17:00 火曜休み
(wikipediaより引用)
ちなみに、『鄧氏宗祠・愈喬二公祠』を訪れたら、絶対に見逃さないで欲しいものがひとつ!
元朗エリアで人気の茶餐廳『華嫂冰室』がなんとこの近くにあるのです!
『鄧氏宗祠・愈喬二公祠』は大きな広場にあるのですが、その広場を見渡すと、緑色の3階建てくらいの建物がありますー。
一昨年くらいに觀塘に支店がオープンしたけど、やっぱり本店のほうが風情あります。
(openriceより引用)
【華嫂冰室】
住所:元朗屏山坑頭村
営業時間:8:00-13:00;14:00-17:00
定休日:日曜

また、坑頭村付近は【屏山文物徑】の歴史的建造物も多いですが、中心地では見ることのない昔ながらの建物も多いです。興味深いです。
しかし、実際に人が住んでいる建物も多いので、むやみに写真を撮ったりしないようご注意くださいね。
どうしても撮影したい場合は一言声をかけて許可を取るようにしてください。



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